ああああ

漫画・本・映画・演劇・その他コンテンツの感想を書く場としてがメイン。日本語の練習を兼ねています。

イギリス生活雑感

たしか9月の20日の飛行機で出国したので、イギリスに来てから丁度1か月が経過したことになる。
まだ講義も軌道に乗ってきたので、この時期に思っていたことを残すことは無意義ではあるまいから、思いついたことを徒然と書く。ちなみに今はイギリスでは23時27分だ。

ニューキャッスルって?

公式にはNewcastle upon Tyne,みなNewcastleと呼ぶ。市の人口は29万とか。イングランドの北端ぐらい、スコットランド最大の都市グラスゴーまで電車で3時間、ロンドンからも3時間。
https://gyazo.com/7e35545632c96a68ba5a53c680398e69

人口

イギリスの都市としては、ロンドン、バーミンガム、リーズ、グラスゴー…と続いて39番目に人口の多い市だ。日本で39番目に人口の多い年は富山市らしいが、富山市よりは都会に思える。人口が密集しているからそう感じるのだと思う。

ニューキャッスルは大学都市のようで、ニューキャッスル大学は2万人の学生を擁しているし、近くにはもう一つ大学もある。京都と似てる。
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メトロに沿って商店が並ぶ。大学からは徒歩1分。

伝統と文化

町並みはかなり古いっぽい。天を貫く大きな協会もいくつかあるし、町のシンボルとして天使がいる。
現地の人はかなり訛りが強いらしい。東北弁のようなものだろう。
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ニューキャッスル大学

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TIME紙による2016年度大学ランキングによると、ニューキャッスル大学はオックスフォード、ケンブリッジ……に次ぐ国内32位の大学。世界では196位。
hidesysが「ジョグジャ大学はインドネシアで二番目の大学」って言及するまでニューキャッスル大学がイギリス国内でどの程度の立ち位置なのかなんて考えもしてなくて、調べたら思いの外イギリスの中では低くてびっくりした。人口6000万のイギリスで32位というとパッとしない印象だが、世界196位というと阪大よりかなり良いので、ランキングの基準がよくわからないが、単に日本の大学の教育レベルが低いというだけなのかもしれない。
実際学生はみな学ぶことに意欲的だし、クラスの単位は小さいし毎回読書課題は出るし、語学サポートも充実しているしスタッフはみな笑顔だし、教育環境として不満はない。研究がどうとかは知らない。

京大の派遣留学一覧に乗ってる大学でもかなり差があるとは思いもよらなくて、唯一載ってるのを覚えてて今日ドイツ人が話題にあげてたハイデルベルグ大学は世界ランキング37位だった。

アジア系交換留学生

日本人は15人弱ぐらい。愛知県立大学北海道大学一橋大学や岡山外国語大学?とかから来ている。
中国人は30人ぐらいだろうか*1。 ただ、ex-change studentとしてではなく普通に留学してきている中国人も多いので、アジア系の7割ぐらいは中国人だと思う。そもそも人口が日本の10倍で経済成長中なのだから多くて当たり前かとも思う。

生活

気候

イギリスは高緯度にあるけど暖流の関係でそれほど寒くはならない。もちろん寒いけど、北海道よりはマシなレベルで、一番寒い1月の最低気温平均は2.1度で、今調べたら京都は平均1.2度。京都より暖かいやんけ。ビビる必要なし。現地の人間は半袖でうろついているけども。

イギリスに来た初日は、寮にはルームメイトは1人もいない、ベッドにはシーツもない、Wifiもつながらないし暖房の付け方もコンロの使い方も分からない、とここ数年で一番死にたい気持ちになったけど、ルームメイトが到着したり日本人留学生と交流したりする中で心に平穏が訪れるに従って、寒冷な気候にも慣れてきた。

食事

巷で言われるほど不味くない、けど、そもそも高価なので外食をしない。今まで外食したのはdominoPizzaと観光地のサンドイッチ屋・フィッシュアンドチップス屋ぐらいだ。どれも美味しかったし、イギリス人のルームメイトが作る料理も軒並み美味しい。ただ、食事付きの寮に住んでる日本人留学生が「メシがまずい」と文句を言っているのは聞いた。
僕はカレーやミートソースやスープを鍋に作って、合間にトーストやラーメンを挟みながら2日3日食べる生活を繰り返している。パスタやチーズが食卓に加わって、シメジや椎茸がマッシュルームに置き換わっただけで、あまり代わり映えしないかも。米は全然食べてない。

賃貸

大学の寮に住んでいる。ニューキャッスル大学は20種類ぐらいの寮があって、その多くは大学徒歩圏内だが、地下鉄で10分の寮もある。
僕が住んでるのはRichardson Roadという寮で、週88£、16000円ぐらい。だから月7万円ぐらいか。9月20日~1月29日までの契約で、1590£だったので、4か月半で32万。みんな円安が悪い。ちなみにこの寮は最も安いうちの一つだ。
部屋はベッド・暖房付き5畳の個室+共用のトイレ・シャワー・リビング・キッチン。男3女3の6人で暮らしている。大学のアコモデーションに応募する際イギリス人寮かインターナショナル寮か選べて、僕はイギリス人寮を選んだのでみなネイティブだ。もとはオーストラリア出身だったりギリシャ?出身だったりした。
Party Peopleが集まる物件らしく、休日の朝には小道にビール瓶が散乱していることも珍しくない。

物価は高い

物価は軒並み高い。しかしこれは円安のせいだと思う。住んでる実感としては、1ポンド=120円ぐらいで適正だと思う。今は1ポンド=190円ぐらいなので、日本と比べると1.5倍~2倍近くに感じる。例えば、このサンドイッチは、ベーコン・カマンベールチーズ・クランベリージャムのサンドで、提供時に熱々に温めてくれて非常に美味しかったんだけど、4.75ポンドだったので900円ぐらいだ。ヒエ~。
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ただ、野菜や果物はむしろ日本より安く感じる。バナナは5本で80ペンス*2、洋梨は4個67ペンス、鶏肉は500g/2.5ポンド、パスタは500g/80ペンスとか。食品はむしろ1ポンド=120円だとかなり廉価だ。まぁ実際は190円だからやや高いんだけど、外食の暴力的な値段に比べればかなりマシだ。
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イギリスには100円ショップならぬ1£ショップがあるが、日本の100円ショップに比べるとモノの質は大したことないと感じる。たぶんそれは日本の100円ショップが異常なのだろうし、僕だって1£が120円ぐらいだったらこんな感情は抱いていなかったと思う。

スポーツドリンクが売っていなくて風邪の時に困った。チャイニーズスーパーマーケットに行くとポカリスエット1.5リットルが売っていた。3.5£。キレた。
あと、キノコの山も一箱2.5£ぐらいで売っていた。買えない。

インターネット環境

寮の個室を含む全大学関連施設には強靭なWifiが整備されていて、僕はそこにただ乗りするだけでよい。
町中にもWifiは多く飛んでいるので、最悪google mapが現在地だけは教えてくれる。
多くの留学生は現地で携帯電話を契約しているが、僕はしていない。単に面倒だから。

本も高い

本と食べ物ぐらいしか買ってないから他の品物の値段がわからないのだけど、この国はとにかく本が高い。憶測だけど全米ライフル協会JASRACみたいな圧力団体が本屋にあって、本の価格を高く維持してるのだと思う。BOOKOFFのようなチェーンの古本屋が無い。古本屋でも本は2~5ポンドぐらいする。Amazon.co.ukには0.01ポンドの本も売ってるけど、配送料が2.8ポンド~3.6ポンドかかるので、結局500円とか700円かかる。ある学生は「漫画は高くて買えないからアニメを(無料で)見てる(違法だけども)」と言ってた。そう考えると、日本の貸本屋とかBOOKOFFは漫画文化の浸透に多大な影響を与えていたのかもしれない。それがいいことか悪いことかは知らないが。
だから実際洋書を買うならAmazon.co.jpで中古を(1円+配送料)で買うほうが安い場合もある。
ちなみにAmazon.co.ukは大学付設の本屋とくらべて2/3以下の価格で販売しているので、よくわからない。しかし本屋では3 for 2(2冊の値段で3つ買える)みたいなキャンペーンも常にやってるから(対象は限られているが)、まぁ一概にAmazonが全て安いとも言えないのかもしれない。

漫画がない

今のところ、本屋やスーパーで漫画を売っているのを見てない。コンビニやスーパーで雑誌がズラリと並んでいてもゴシップ誌や数独クロスワードだけ、のように見える。多分新聞も混ざってるんだろうけど、少なくとも週刊少年ジャンプは棚になかった。国のあらゆるコンビニに漫画があって、無料で立ち読みできる日本ってスゲーわ。
amazon.co.jpはどこの国でも利用できて、Kindleで漫画も読める。

イギリス人

フラットメイト

僕は5人のフラットメイトと生活している。"フラット"とは、各個人に個室が割り当てられ、シャワールーム・便所・キッチン・リビングを共有する仕組み(たぶん)。日本風に言えば、6LDKの部屋にみんなで住んでいるイメージ。そのフラットが一つの建物に何個かあって量になってる。僕が住んでる寮は3階建てで、類似の建築物が広い敷地に30近く並んでいる。僕はRichardson Roadというaccommodationに住んでるのだけど、僕は全く知らなかったのだけど*3、各accommodationにはそれぞれ特色があるらしく、ここは所謂パーティーピーポーが好んで集まる場所だったらしい。確かに周囲のビルディングからはズンズン音楽が漏れ聞こえるし、夜になれば建物間を楽しそうに移動する学生が犇めくのが見える。しかし僕のルームメイトは、社交的ではあるが、配慮のある方々なので、彼らが異常に騒ぐから眠れないということはない。
しかしそれでも日本人と比べれば遥かに社交的だと思う。彼らは引っ越しで出会った初日、晩ご飯を多めに作ったからといって数人でシェアし、自分のオーディオセットを共有のリビングに持込み、各々が好きな音楽を流し、机を囲んで酒をかっくらった。
机にコップを置いて周りにトランプを並べ、引いたカードの数字によって酒を呑む人間が変わるbringingなんとかというゲーム*4ゲームや「Never have I ever...」という、「俺は今まで~~したことない!」と言って、したことある人間は酒を飲むゲームをした。ただこれも、日本のイッキとは趣が違って、ただ酒を呑む口実や、交流する材料が欲しくてやるゲームのように感じた。ちなみにこのゲームの結果、ルームメイトはみな性交経験があり、カーセックス経験者やアナル舐め経験者が居ることがわかり、カルチャーショックだった。ちなみにルームメイトは男2女3で、みな18歳だ。
日本の価値観からすると、この6LDKに男女混合で住んでいるということも驚きだと思う。女性はみな可愛いけど、あまり現実感がなくて、娘や妹のように感じてしまう。彼女らは日本では信じられないような格好でナイトクラブに行く。ショートパンツぐらいの丈のドレス(語彙がなくて描けない)は背中も見える。冷静に考えてこんなベッピンな白人さんと一緒に暮らす機会なんて人生で無いだろうなぁ。

時間感覚

イギリス人は時間にルーズだとドイツ人が言っていた。
確かに授業は一時間単位ではあるものの5分遅く始まり5分早く終わるのが通例だし(これは教室間の移動を保障する目的がある)、学生団体のイベントも集合時間からかなり遅れて出発することもしばしばだった。
でも僕のフラットメイトは授業に間に合うように家を出るし、僕のほうがパンクチュアルではない。交通機関がどうなのかは利用しないのでよくわからない。

もうすぐサマータイムが終わるらしいがよくわからない。

言語

当然みな英語だ。僕のとってる授業の講師はイギリス人とカナダ人と日本人で、みなそれぞれ癖が違う。たぶんネイティブにとってみれば大まかな傾向に回収できるのだろうけど、僕にとっては各個人の癖としか言えない。僕は非ネイティブと話すことも多いし。

この一か月で英語が上達したかというと、ほとんど変わっていないと思う。単に英語を話すのは慣れたが、ほとんど短文の会話であるし、英語を書く機会は今のところ無い。リスニングは少しだけ聞き取れる範囲が広がったような気がするが、単に慣れの問題で上達とはいいがたい。リーディングの速度は上がったと思う。

ただはっきり言って、英語で論文を読める程度の人間なら誰でも留学できると思う。だいたい生活するうえで相手の話なんか半分も理解できていないが、そんなの日本での暮らしだって同じことだった。
大した目的もなく私大に行って4年間糞高い学費を払うぐらいなら、留学して数年苦しんだほうがまだマシではないかなと思った。ドイツは学費がタダらしいし。イギリスは日本の私大理系ぐらい高いけど。

人間関係

フラットメイトはとても優しい、というか気を遣われているのか知らないが、非常にフランクで、かといって過剰にフレンドリーなわけでもない。ボディタッチなどしないし、しつこく夜遊びに誘ってくることもない。彼らは集団で生活することに慣れているように見える。彼らは多くの時間を共有のリビングで過ごす。そして会えば必ず「Hello」「Hi」などと挨拶する。そしてその度名前を呼ぶ。「Hi,Kurosagi. How are you?」たとえ30分部屋にこもって出てきただけでも。多分これは敵ではないことを強調する文化の一つなのだと思う。僕は(彼らと比べれば)部屋にこもりがちで、リビングでも黙っていることが多かったのだけど、そんな過ごし方をしていたら「黒鷺は僕たちのことがあまり好きではない」と思われてしまった。そんなつもりは全くないのに!

イギリスで驚いたことシリーズ(無秩序)

・フラットメイトは日本人の目線からすれば狂ったように料理にチーズをふりかける。それもそのはず、チーズとは食事に欠かせないもののようだ。寮に付属のキッチン用具の中に、チーズ削り棒も当然含まれていた。

・大学近くにも何件かチャイニーズスーパーマーケットがあるし、少し歩けば中華街もある。ある留学生が言うにはそこでは麻雀ができるらしい。彼はオンライン麻雀サービス「天鳳」のことも知っていた。

・インスタントラーメンは容易に買える。チャイニーズスーパーマーケットのみならず、一般のスーパーマーケットにも、OrientとかAsianとかのコーナーがあり、そこに並んでいる。チャイニーズスーパーマーケットには膨大な種類があるが、中でも出前一丁は一大ブランドのようで、日本では見ない味のパッケージが多く並んでいるうえ、他の商品の半額ほどで買えるので優しい。

・柿が買えた。3~4個で1ポンド。安い。

・パブはそこら中にあるし、休日ともなると(平日でも)昼からビールを飲んで赤ら顔のオジイサンも珍しくない。

・カジノがある! そしてテキサスホールデムができる! ポーカーはそこそこ人気がある。先週のポーカー同好会のトーナメントには100人以上が参加していた。カジノでは飲み物は無料なのでコーヒーが飲み放題だ。ビールも飲める。飲まないけど。

・学生団体がかなり健全に政治的力を持っていて、大学内にStudentUnionがビルディングを持っているし、年を通じてデイトリップやスポーツ体験を含むかなり多くのイベントを企画しているし、公式サイトではクレジットカードでイベントの予約やグッズの購入ができる。公認のサークル(society)はそこで会員証を販売している。サークルの会員になることで町中で割引サービスが得られることもある。

・イギリス人は信号をあまり守らない。安全と見るやグイグイ渡る。しかもそれを当然のように思っているみたいだ。勿論、子供連れや老年の女性など律儀に信号を待つ人もいる。

*1:ただの印象で何の根拠もない

*2:1ポンド=100ペンス

*3:他の留学生たちは「ここに留学していた学校の先輩から聞いた」らしい。縦のつながりって大事

*4:Ace is なんとかなんとか, 一斉に飲み始めて時計回りに飲むのをやめていく。右隣が飲むのを止めるまで飲み続ける。 Two is to you, pick someone and he drinks. Three is me. you drink. Four is Hole.women drink. Five is For Master.Put your thumb whenever you want to, and the last person put their thumb drinks. Six is Dicks. Men drink. Seven is Heaven. The last person raises their hand to heaven drinks. Eight is Mate. Pick someone and they drink every time you drink. Nine is なんとか。しりとりする。失敗したら飲む。 Trout stout out... Ten is category. 連想ゲーム。German Hitler mustache razor... Jack is Justice. You make a new rule. Queen is Question Master. You become a Question Master.If someone replies to your question, they drink. King is なんとか。Every time players pick King, they pour their drinks into the central cup, and the person who pick the last King drinks it.